1Fのステージ設備です。
まずは舞台の下手袖にある「綱元」の中です。
綱元のカウンターウェイトです。
この大きさで10キロあります。
上手袖にある「手動スプリンクラー弁設備」です。
自動スプリンクラー設備もありますが、
火災時にはこれも使用します。
照明用の「ネタ」です。
焼け焦げているのが見えます。
照明の温度がどれだけ熱いか想像がつきます。
2Fに上がります。
サイドフロントライトです。
「はしご」を使って位置調整等します。
次は3Fです。
第二電気室です。
ステージに使う電気の変電設備です。
高圧電流が流れていますので、
関係者以外立ち入り禁止です。
4Fです。
シーリングライト、ピンスポットルームです。
この電球の下の「キャットウォーク(赤いところ)」を通ってシーリングルームに行きます。
稀に頭をぶつける時があり、
ちょっと危ないです。
上下に伸びている鉄の棒は
客席天井を支える棒(つり天井)で、
何百本もの棒で天井(石膏ボード)を吊っています。
揺れても外れないような措置がしてあり、
構造計算上、阪神大震災クラスの震災でも天井が落下しない事となっています。
舞台のプロセニアム(額縁)可動設備(電動)です。
木目茶色の部分が上下し、
舞台を広く見せたり、
せまく見せたりします。
第二シーリングライトルームです。
手動で照明位置を合わせます。
ピンスポットルームです。
ピンライトは2機あります。
第一シーリングライトルームです。
手動で照明位置を合わせます。
エアリス全体の空調設備は
エネルギー棟(外部)にありますが、
客席とステージの空調設備はホール棟の4F
つまり、客席の上にあるのです。
ダクトが沢山あり、
どれも人間が入れる大きさです・・・。
アクション映画の1シーンのようですね。
5Fです。
舞台電動設備機構とブドウ棚です。
ステージから約25メートルあり、
高所恐怖症の筆者には大変恐ろしい場所です。
舞台係のS君が小さく見えるのが分かるでしょうか?
ブドウ棚です。
スノコとも呼ばれますが、鋼鉄製です。
隙間がありますが、
ここから人間が落ちることは考えられません。
しかし・・・怖い。
ブドウ棚の上の
電動舞台設備機構です。
大型モーターやワイヤーが見えます。
奥には消防設備の「赤外線センサー」があり、
障害物(煙)が遮ると消防設備が作動します。
・・・ですので、あまり奥まで行けません。
電動モーター下の中央に「名札」を置いてみました。
大きさが分かるでしょうか?
音響反射板はこんなに細いワイヤーで吊られています。
滑車、モーター、ワイヤー、その高さを見ると
舞台設備機構の保守点検の重要性が理解できます。
ブドウ棚奥には排煙口があります。
約1.5メートル角の大きさです。
この奥には巨大なプロペラがあり
まさに、映画「ダイハード1」のシーンそのままですね。
これは火災発生時やスモークマシン使用時に威力を発揮する装置です。
スゴイ威力の巨大扇風機です。
6F(屋上)です。
見晴らしは最高です。
避雷針があります。
エアリスには秘密の場所が色々とあります。
つづく・・・。
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