エアリスアリーナは早朝から「かるた大会」、
エアリスホールでは市内幼稚園の「生活発表会」が午後から行われます。
アリーナの準備&競技開始と同時進行で、
ホールでも午後の本番に向けての準備が行われました。
今日は、
関係者、お客様全てカウントすると
エアリス全体で約2,500名の来場見込みです。
管理側としては
緊急災害時の避難体制、
御来館頂いたお客様へのサービス(空調、清掃、病人対応・・・)など、
管理者として能力が最大限に試される機会となります。
さて、幼稚園の発表会です。
ボスの最終チェックが入ります。
上手、下手の両花道前に
フットライトまで用意されています。
ホリゾント幕の下にあるライトです。
エアリスホールの灯体が殆ど使われていますね。
ステージ上の「バミリ」です。
このラインを目印に子どもたちが演技をします。
照明も殆ど使われているような状態です。
ウッッ「眩しい!!」
シーリングライト、サイドフロントライト、スゴイ数です!!
ミラーボールまで用意してありますね!
ステージ上から撮影しているのですが、
少々暑く感じます!
外気は4.3度、
ステージ上は 空調を止めているにもかかわらず17.9℃です。
※数字以上にステージは暑かったので体感温度は20℃以上でした。
温度数字を見ても
この照明の威力が分かると思います。
余談ではありますが・・・
プロの公演でも
これほどまでの数の照明を使用しません。
市民である「幼稚園関係者の演出イメージ力」、
管理者である「舞台担当者の表現技術力」、
市民の財産である「エアリスホールの形状と舞台設備数」、
つまり、
「演出」「技術」「施設」の三者が三位一体で相乗することにより成せる技です。
褒めすぎかもしれませんが、
どこの文化会館でも出来ることではありません。
文化ホールは、
一般的に客席数の多さにばかり関心が向きますが、
本当に立派なホールと言うのは
使用目的(設置理念)に不可欠な設備が揃っており、
使用目的に対応できるステージの面積があるホールが良いホールと言えるでしょう。
エアリスホールは固定座席数998席ではありますが、
町民ミュージカル(旧新田町)の育成を基本設置理念に設計された多目的ホールで、
ほどほどの残響(空席時500Hzで1.82秒;H8年5月当時)があり、
ミュージカルや演劇公演が主体の形状(プロセニアム形式)で
最後列のお客さまも観やすいように
客席位置の傾斜が強く設計されています。
このような発表会を行うには最高のステージと言えるでしょう。
※音が良いと言われるホール(音楽専用ホール)は
残響音が空席時500Hzで2~2.4秒ほどあり、
客席も残響を良くするために後ろに長く設計(シューボックス形式)されます。
残響音が長いということは・・・
お風呂場で喋ることをイメージすると分かりやすいと思います。
音楽は耳に心地よく聞こえますが、
声は何を言っているか聞き取りづらく、理解し難くなります。
つまり、音楽ホールはミュージカルや演劇公演には不向きです。
いや、設備によっては公演不可能となります。
これが「多目的ホールは無目的ホール」と揶揄される所以です。
ちょっと脱線しました・・・。
照明卓とカメラです。
プロジェクターも使用します。
この照明効果・ステージ演出には、
主催者、
子供たち、
ご来場お客様(保護者)、
全ての方々に満足いただけることでしょう。
さあ、ボスを含めMちゃんたち、
腕の見せ所ですよ!
つづく・・・。
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