また書いてしまいました。
再登場ですみません。
エアリスは平成8年5月18日のオープンから築16年が経とうとしており、
かねてからの懸案事項であった舞台機構の改修工事を
遂に行うこととなりました。
工事費用は約3,300万円です。
舞台機構とは・・・
エアリスホールの舞台上に吊ってある
音響反射板や吊り物バトンなどを可動させるための
鉄製ワイヤー、マニラロープ、電動駆動設備(モーター)、滑車等のことです。
※参考までに過去の記事を見てください。
改修工事はこれらを新品に交換します。
なぜ新品に交換する必要があるのか?
業務用の耐久性が高い装置とは言え
経年劣化や高い稼働率により
ワイヤーの摩耗、モーター&滑車の損傷が激しくなっており、
定期保守点検でここ数年、指摘を受けていました。
演出によっては
車以上の重量物を約20メートル頭上に吊ることがあり、
操作中に摩耗したワイヤーが「もし」切れたら・・・
・・・・縁起でもないですよね。
しかしながら危機管理上、
最悪のケースを「想定外」として
無視するわけにはいきません。
常に最悪のケースを想定し
安心安全に管理していくのが
市民の財産を預かる者としての使命です。
さて、さて、本題です。
まずは工事道具を運ぶために、
床に養生をしました。
コンパネ(ベニヤ板)を敷きます。
最初は搬入口からです。
次にステージ上です。
納品される鉄製ワイヤーの検品作業です。
マニラロープの検品作業です。
音響反射板のワイヤー交換を始めました。
舞台機構・・・
こうして見ると
「骨格むきだしの巨大エレベーター?」
というような表現の方が理解しやすいでしょうか?
つづく・・・。
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